
V I S I O N
みんなでつくり
みんなで食べられる
ノウフクへ
一般社団法人ノーマポートのヴィジョンはシン
プルです。重度から軽度の障害をお持ちの方が
農作業に参加し、そこで収穫したものをみんな
で食べれる農福連携の実現を目指しております。
いわゆる有機野菜においても、障害が原因で食
らべれないケースも少なくありません。しかし、
例えば卵アレルギーでも、あそこの農家さんの
卵なら不思議と食べられるという事例も同時に
あります。果たしてそれは卵そのものが悪いの
でしょうか。それとも農業の過程において、何
か不自然なものが入っているからなのでしょう
か。
弊社では誰もが参加し、誰もが食を楽しめる農
業を共生農法と呼び、その難しさをかみしめな
がら、少しでもその理想に近づいていけるよう、
皆さまと研究していきたいと考えています。
社 是
一般社団法人ノーマポートでは「山高月上遅」
を社是に、持続可能な農福連携推進のためのコ
ンサルティング事業をしております。特に企業
参入型の農福連携とご縁があります。
まずは現場に入らせていただき、障害をお持ち
の方々と一緒に農作業をするところからはじめ
ますので、比較的時間がかかります。
すぐに農福連携で儲けようとされる方とは方向
性が異なりますので、ご理解ください。弊社は
農福連携を通じて、SDGsの目標8にあります
「すべての人々のための持続的、包摂的かつ持
続可能な経済成長、生産的な完全雇用および
ディーセント・ワークを推進する」
の実現にとりくみ、特に以下のターゲットに注
力致します。
ターゲット8.5
2030年までに、若者や障害者を含むすべての男
性および女性の、完全かつ生産的な雇用および
ディーセント・ワーク、ならびに同一労働同一
賃金を達成する。
コンサルティング事業方針
一般社団法人ノーマポートの農福連携における
立ち上げは、かなり慎重です。
これは農福連携に限られたことではないかもし
れませんが、流行に乗っての事業スタートに対
して、弊社はいささか懐疑的です。CSRやSDGs、
ESG等に向いているからと安易に始められても、
特に農福連携は持続しません。
持続できないとなると、結局、犠牲になるのは
障害者の方々です。障害によってはともに働け
る時間が限られている方もいらっしゃいます。
そのような貴重な時間を少しでもよりよいもの
にするために、
本当にこの地で農福連携が続くのか?
を弊社は慎重に吟味します。立ち上げに関しま
すコンサルティングのご依頼は以上を踏まえた
上でされるようにお願い致します(2022年度は
お陰様でこれ以上のコンサルティングはお受け
できない状態です)。
講 演 会
江戸時代には、稼ぎ3割・仕事7割という言葉
がございましたが、弊社の農福連携は仕事7割
の部分と視ています。たしかに農福連携で飯を
食べさせていただいていますけれども、別に農
福で儲けようとは思っておりません。それが故
の一般社団法人でございますので、講演依頼等
も含め、あわせてご了承くださいましたら幸甚
です。
講演料は条件によっても異なりますが、平均し
て三万円~五万円を頂戴しております。オンラ
イン講演であろうがなかろうが、動画を中心と
した事例共有やグループワークをやらせていた
だいており、対面でのご縁をいただいた場合は
そこに障害者向けあるいは農作業向けボディワ
ークが加わります。お気軽にお問い合わせくだ
さい。
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