作業細分化のロール

ワケルことはワカルこと。

『方法序説』にもあるように、人は
わかりやすくするために、物事を分
けてきました。当たり前の話ですが、
二次元の面に一次元の線を一本引く
と、その面をふたつに分けることが
できます。頭の片隅で構いませんの
で、ぜひ覚えておいてください。

 

さて、農福連携現場での基本は、

・農業をわかりやすいように分ける

ということにつきます。そもそも農
福連携自体が農業を、
・農家しかできない作業
・農家以外でもできる作業
に分け、後者の方を障害者にやって
いただくといった考えから生まれた
ものでしたね。

そして、同様な方法は農福連携の作
業でもとられることとなります。農
福連携技術支援者研修でもお馴染み
ですけれども、

障害者にとってわかりやすく分ける

といった技術が求められます。例え
ば農家から除草の指示があった場合、
障害者にそのまま伝えても、農作物
を誤ってぬいてしまったりするリス
クがあるわけです。

そこで支援者が除草という農作業を
1、除草してよい草か判断する
2、除草した草を置く
3、置かれた草を捨てる
という風に作業を障害者にわかりや
すく分けていくわけです。

この作業細分化は農家のルールや障
害特性によって、あるべき分け方が
当然異なってきますので、ここが支
援者の工夫が問われることになって
いきます。

 

ただもっともらしく農作業を分けた
ところで何の意味がありません。誰
のために細分化し、どのような結果
を出したいのか?を常に自問できる
ようにしておきましょう。

 

あなたにとっての作業細分化のロー
ル(役割)とは何ですか?

 

ではまた。

MISSION

農福連携における

 

ノーマライゼーションの実現

事 業 内 容

―自治体への農福連携に関する講演-

 

―企業参入型農福連携の普及と促進-

 

農福連携特例子会社連絡会の運営-

代 表 理 事

高草雄士 | TAKAKUSA Kazuto

 

法 人 実 績

【講演・セミナー】

 

テーマ:

 

当事者の能力開発事例
農福連携技術支援者育成研修
企業参入型ノウフクの動向・成功事例 等

 

実績

 

農福連携技術支援者育成研修講師
静岡県様主催(2020-23年)
三重県様主催(2021-23年)
北海道様主催(2023年)

 

・農福連携ブランドづくりセミナー
株式会社マガジンハウス様主催
農林水産省様協力

 

・農福連携コーディネーター養成講座
JA湘南様TAC担当職員向けセミナー
湘南NPOサポートセンター様主催

 

JAしみず様対象 農福連携サポーター研修
静岡県様主催

 

・千葉市アドバンス研修農業経営講義
「農福連携と経営」
株式会社マイファーム様主催

 

・農業者向け「障がい者雇用に関する研修会」
埼玉県様主催

 

・農福連携人材育成研修会
「農業と福祉をつなぐ人材に期待されること」
鹿児島県様主催 於)奄美市名瀬

 

・「農福連携視点の事業戦略」
株式会社パソナ農援隊様主催
於)沖縄県総合福祉センター

 

他多数

 

【主なコンサルティング】

 

パーソルサンクス株式会社
(2019年度-2022年度)

 

株式会社電通そらり
(2019年度・2020年度)

 

株式会社農協観光様(2020年度)

 

電通グループ農福連携コンソーシアム様
(2021年度-現在)

 

パーソルダイバース株式会社様
(2023年度-現在)

 

【メディア掲載】

 

・2022年7月 Yahoo News・南海日日新聞

 

・2022年12月 日本経済新聞毎日新聞 等

 

・2023年7月 北海道新聞・日本農業新聞

 

一般社団法人ノーマポートは神奈川県SDGsパートナーとして、持続可能な農福連携の実現に向け、障害者が安心して安全に働ける仕組みづくりをしています。

 

「農福検定」商標登録機関第6445397号