目を合わせるのが苦手な方へ

相手の目を見て話しなさい。

戦後教育の弊害は多々ありますけれど、
この目を合わせる強要ほど、西欧化が
激しい教えは珍しいです。しかも教員
がその弊害をほとんど理解していませ
ん。

古来、日本人は目の生々しさを厭がっ
てきた民族でした。したがって茶道で
もそうですが、面と面をあわせて座る
ということは基本的に避けられてきた
のです。オンラインで顔を見ての面接
をする今とは対照的ですね。

一般社団法人ノーマポートではよく利
き目の話をしておりますけれども、あ
れを極めたところで、西欧的な成長が
できるに過ぎません。もっと端的に申
しあげれば、野生では目と目があった
瞬間に、捕食者と餌の関係が決まりま
すので、無意識に目を合わせて相手よ
りも優位に立ってやろうとする勝ち組
志向の人間が育つだけです。

本来の人としてのつきあいは、争いで
はなく、互いに「なじむ」ことにあり
ます。

握手は西欧的ですが、なじみますよね。

ずっと握手をして手をふってごらんな
さい。そのうち相手の腕が自分の腕の
ように、自分の腕が相手の腕のように
感じてきます。これが日本人が大事に
してきた「なじみ」です。

花となじむなら、花もわが身もともに
はかなしという境地が味わえますし、
野菜となじむなら、やはり日頃の農業
に対する姿勢に慈しみがでてきます。

もちろん、目と目をあわせずに握手を
なされた方が、人は互いになじんでい
くものなのですよ。

目をあわせるのが苦手な方々の目を見
て、目の合わせを無言で強要する野暮
さがわかりましたか。

人はなじんでいるほど静かなのです。

ではまた。

MISSION

農福連携における

 

ノーマライゼーションの実現

事 業 内 容

―自治体への農福連携に関する講演-

 

―企業参入型農福連携の普及と促進-

 

農福連携特例子会社連絡会の運営-

代 表 理 事

高草雄士 | TAKAKUSA Kazuto

 

法 人 実 績

【講演・セミナー】

 

テーマ:

 

当事者の能力開発事例
農福連携技術支援者育成研修
企業参入型ノウフクの動向・成功事例 等

 

実績

 

農福連携技術支援者育成研修講師
静岡県様主催(2020-23年)
三重県様主催(2021-23年)
北海道様主催(2023年)

 

・農福連携ブランドづくりセミナー
株式会社マガジンハウス様主催
農林水産省様協力

 

・農福連携コーディネーター養成講座
JA湘南様TAC担当職員向けセミナー
湘南NPOサポートセンター様主催

 

JAしみず様対象 農福連携サポーター研修
静岡県様主催

 

・千葉市アドバンス研修農業経営講義
「農福連携と経営」
株式会社マイファーム様主催

 

・農業者向け「障がい者雇用に関する研修会」
埼玉県様主催

 

・農福連携人材育成研修会
「農業と福祉をつなぐ人材に期待されること」
鹿児島県様主催 於)奄美市名瀬

 

・「農福連携視点の事業戦略」
株式会社パソナ農援隊様主催
於)沖縄県総合福祉センター

 

他多数

 

【主なコンサルティング】

 

パーソルサンクス株式会社
(2019年度-2022年度)

 

株式会社電通そらり
(2019年度・2020年度)

 

株式会社農協観光様(2020年度)

 

電通グループ農福連携コンソーシアム様
(2021年度-現在)

 

パーソルダイバース株式会社様
(2023年度-現在)

 

【メディア掲載】

 

・2022年7月 Yahoo News・南海日日新聞

 

・2022年12月 日本経済新聞毎日新聞 等

 

・2023年7月 北海道新聞・日本農業新聞

 

一般社団法人ノーマポートは神奈川県SDGsパートナーとして、持続可能な農福連携の実現に向け、障害者が安心して安全に働ける仕組みづくりをしています。

 

「農福検定」商標登録機関第6445397号