ツールのにぎり方と小指

箸はナイフやフォークと比べて、一途
で多用と言いますか、切ったり、つま
んだり、刺したりしながら食事をいた
だきますよね。農具も同様に、例えば
シャベルを掘るのに使ったり、土をま
くのに用いたりするわけです。

今回の記事では、農具の持ち方の基本
的な考えを共有したいと考えています。

引き続き、シャベルを例として考えて
いきましょうか。まず、ツールに対し
ての基本的な姿勢は、

道具となじむこと

につきます。そして、なじむためのコ
ツは力み過ぎないということです。力
んでしまえば、身体と道具が分離して
しまって、なかなかツールがおもうよ
うに動いてくれないのです。

 

河井寛次郎が道具は等しく人の手足の
延長上で進化したという視点を残して
いますけれども、農具も手足のように
あつかっていきたいですね。

 

さて、シャベルを持つときも、やさし
く持つのが基本です。やさしく持った
うえで農作業によって微妙ににぎり方
を変えていきます。例えば、

掘る:小指をにぎる
まく:小指をかける

といった具合に使い分けるわけです。
小指というのは、ギュッとにぎると手
首がロックします。したがって、重た
いものを運ぶときはしっかりと小指か
らにぎってあげた方がよいでしょう。
一方、シャベルで土をまくといった遠
心力とともに土をまいていきたいとき
などは、手首をロックしてしまうとな
かなか自然にまくことができません。

小指を軽くかけるくらいにしておいた
方がよいのです。

ではまた。

MISSION

農福連携における

 

ノーマライゼーションの実現

事 業 内 容

―自治体への農福連携に関する講演-

 

―企業参入型農福連携の普及と促進-

 

農福連携特例子会社連絡会の運営-

代 表 理 事

高草雄士 | TAKAKUSA Kazuto

 

法 人 実 績

【講演・セミナー】

 

テーマ:

 

当事者の能力開発事例
農福連携技術支援者育成研修
企業参入型ノウフクの動向・成功事例 等

 

実績

 

農福連携技術支援者育成研修講師
静岡県様主催(2020-23年)
三重県様主催(2021-23年)
北海道様主催(2023年)

 

・農福連携ブランドづくりセミナー
株式会社マガジンハウス様主催
農林水産省様協力

 

・農福連携コーディネーター養成講座
JA湘南様TAC担当職員向けセミナー
湘南NPOサポートセンター様主催

 

JAしみず様対象 農福連携サポーター研修
静岡県様主催

 

・千葉市アドバンス研修農業経営講義
「農福連携と経営」
株式会社マイファーム様主催

 

・農業者向け「障がい者雇用に関する研修会」
埼玉県様主催

 

・農福連携人材育成研修会
「農業と福祉をつなぐ人材に期待されること」
鹿児島県様主催 於)奄美市名瀬

 

・「農福連携視点の事業戦略」
株式会社パソナ農援隊様主催
於)沖縄県総合福祉センター

 

他多数

 

【主なコンサルティング】

 

パーソルサンクス株式会社
(2019年度-2022年度)

 

株式会社電通そらり
(2019年度・2020年度)

 

株式会社農協観光様(2020年度)

 

電通グループ農福連携コンソーシアム様
(2021年度-現在)

 

パーソルダイバース株式会社様
(2023年度-現在)

 

【メディア掲載】

 

・2022年7月 Yahoo News・南海日日新聞

 

・2022年12月 日本経済新聞毎日新聞 等

 

・2023年7月 北海道新聞・日本農業新聞

 

一般社団法人ノーマポートは神奈川県SDGsパートナーとして、持続可能な農福連携の実現に向け、障害者が安心して安全に働ける仕組みづくりをしています。

 

「農福検定」商標登録機関第6445397号