援農型の配置は自前型のそれと
比べて、より効率性を求める陣
形にする必要があります。なぜ
なら、現場の農家にとって効率
性はやはり死活問題になるから
です。
では効率的な配置とは何なので
しょうか。
その基本は農作業が慣れた者同
士で組んでいただくということ
になります。逆に、その農作業
においては初めてであったり、
障害特性上、苦手という方がい
らした場合には、支援者がその
方と組んでください。
農作業が指示通りにできている
のかの確認と、現場においての
人材育成といったふたつの側面
を支援者は担うことになります。
自前型の配置で申しあげた通り、
援農型においても全員の障害者
を見渡せる位置に援農型もとっ
ていくことが大切です。
ノルマを求めるあまり、支援者
が農作業に夢中になって、障害
者はボーっとしているといった
ことがないようにしてください。
あくまで農福連携の主人公は障
害をお持ちの方々なのですから。
ではまた。