農福連携の現場において、支援者が
どのような配置で農作業を行ってい
るかを見れば、その支援者の意図や
配慮が伝わってきます。
自前型の場合、援農型と比べて、ひ
とりの支援者が配慮すべき障害者の
数が多い傾向にありますので、まず
は、
・障害者の安全を確認できる位置
が圃場のどこにあるのかを確認する
必要があります。障害者が全員見渡
せる場所を選びましょう。
精神障害者の場合は、特性によって
人との距離を互いにとった方がよい
場面もありますけれども、支援者の
目の届かないところで農作業をして
いただくのは、やはり安全上のリス
クになってしまいます。
また、皆が農作業をして動いていき
ますから、最初に決めた配置のまま
で機能するといったことは稀です。
動的な配置を心がけるようにしてい
くとよいです。
波を波のまま、風を風のままにとら
えようとした子供心を思い出してく
ださいね。
ではまた。