援農型の農福連携においては、休憩所の
確保が必須です。トイレはもちろんのこ
と、やはり農作業で疲れた方や体調が急
に悪くなってしまった方への配慮を考え
ると、きちんと休める場所も援農先でそ
の都度、確認しておく必要があるのです。
特に夏場は熱中症対策として、休憩所の
重要度は余計に増します。日陰の確認は
定期的に行い、車にあらかじめ保冷箱の
ようなものを用意しておき、早め早めの
対策をとっていくことも大切ですよね。
同様に援農型の場合は、圃場近くにトイ
レがないケースも珍しくありません。最
低でも半日に一度は長めの休憩をとり、
用を足したいスタッフを連れて、自動車
で最寄りのトイレに行くといったルール
も共有しておきましょう。
トイレの候補としては、やはり公共施設
のものが相応しく、近隣でトイレのある
公園を把握しておくのも支援員の仕事の
ひとつです。コンビニのトイレをお借り
するのは緊急時においては、やむを得な
い場合があるかもしれませんが、日頃か
らそこに頼るというのはご迷惑をかける
のでやめましょう。
人はトイレにはいるとホッとします。
ホッとするからこそ、休憩所になるわけ
ですけれども、障害特性によっては長時
間トイレから出てこないこともあります。
トイレの使い方は清掃も含めてルール化
しておいてください。
ではまた。
▶参考図書
『トイレ掃除を続けなさい』田村孝著
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