農作業指示のロール

援農型の農福連携の場合、日々の作業が
当日の朝までわからないということも珍
しくありません。支援者が障害者に同行
して現場に着いてからはじめて、農家か
ら具体的な農作業指示がでるからです。

そして請負契約の場合、農家から障害者
に直接的に農作業指示することは疑似請
負と見なされてしまう可能性が高いため、
農家からの農作業指示は次のようなフロ
ーで行われることが一般的になります。

【援農型における農作業指示のフロー】
1、農家から支援者への農作業指示
2、支援者から障害者への農作業指示

しかし、同じ「農作業指示」でも農家の
農作業指示と支援者の農作業指示の目的
は異なります

2の支援者による農作業指示は、障害者
に分かりやすく伝える必要があるからで
す。障害特性に合わせて(難易度評価)、
わかりやすく作業を分け(作業細分化)、
当日の仕事を配分します(作業割当て)。

以上は農福連携技術支援の基本モデルで
したね。同じモデルを皆が共通して使え
るからこそ、どの支援者が農作業指示を
しても、質を保てるということでした。

いわば農家の農作業指示の通訳を支援者
が担っているのです。

 

農作業指示の伝え方も復習になりますが、
利き目が右の障害者には言葉で論理的に
指示し、利き目が左の障害者には最初に
支援者が見本を見せると、農作業指示が
伝わりやすかったですよね?

 

援農型の農福連携技術支援者は是非、チ
ャレンジしてみてください。支援者は農
福の現場で必要不可欠な存在なのです。

 

ではまた。

 

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MISSION

農福連携における

 

ノーマライゼーションの実現

事 業 内 容

―自治体への農福連携に関する講演-

 

―企業参入型農福連携の普及と促進-

 

農福連携特例子会社連絡会の運営-

代 表 理 事

高草雄士 | TAKAKUSA Kazuto

 

法 人 実 績

【講演・セミナー】

 

テーマ:

 

当事者の能力開発事例
農福連携技術支援者育成研修
企業参入型ノウフクの動向・成功事例 等

 

実績

 

農福連携技術支援者育成研修講師
静岡県様主催(2020-23年)
三重県様主催(2021-23年)
北海道様主催(2023年)

 

・農福連携ブランドづくりセミナー
株式会社マガジンハウス様主催
農林水産省様協力

 

・農福連携コーディネーター養成講座
JA湘南様TAC担当職員向けセミナー
湘南NPOサポートセンター様主催

 

JAしみず様対象 農福連携サポーター研修
静岡県様主催

 

・千葉市アドバンス研修農業経営講義
「農福連携と経営」
株式会社マイファーム様主催

 

・農業者向け「障がい者雇用に関する研修会」
埼玉県様主催

 

・農福連携人材育成研修会
「農業と福祉をつなぐ人材に期待されること」
鹿児島県様主催 於)奄美市名瀬

 

・「農福連携視点の事業戦略」
株式会社パソナ農援隊様主催
於)沖縄県総合福祉センター

 

他多数

 

【主なコンサルティング】

 

パーソルサンクス株式会社
(2019年度-2022年度)

 

株式会社電通そらり
(2019年度・2020年度)

 

株式会社農協観光様(2020年度)

 

電通グループ農福連携コンソーシアム様
(2021年度-現在)

 

パーソルダイバース株式会社様
(2023年度-現在)

 

【メディア掲載】

 

・2022年7月 Yahoo News・南海日日新聞

 

・2022年12月 日本経済新聞毎日新聞 等

 

・2023年7月 北海道新聞・日本農業新聞

 

一般社団法人ノーマポートは神奈川県SDGsパートナーとして、持続可能な農福連携の実現に向け、障害者が安心して安全に働ける仕組みづくりをしています。

 

「農福検定」商標登録機関第6445397号