援農型農福連携のツール

援農型の農福連携では、移動に軽自動車
を用いることが多いので、現場に持って
いくツールをよく考えておく必要があり
ます。あまり荷物が乗りませんものね。

まず農具等は基本的に連携先の農家から
借りるようにしましょう。そもそも軽自
動車に入る農具は限られてしまいます。

 

では何が必要かと申しますと、現場での
安全管理ができるものになります。

・救急箱(服薬されている方の薬も確認)
・クーラーバックス(夏場の飲料水用)
・予備の軍手や作業着、帽子

あたりは現場に持っていきたいところで
す。これだけで結構、スペースの余裕が
なくなってきますけれども、農福連携が
深まるにつれて、障害者自身が所有する
マイ農具(もちろん鋏や鎌といった小さ
なものですが)やバイタルセンシングと
いった現場スタッフの健康管理をデータ
から支援するためのツールが加わってき
たりします。

ぜひ障害者が安全に、安心して働けるツ
ールをお運びになってください。

 

また、その地域の圃場へ移動する日々と
いうのも物語が起きやすく、それ自体が
援農型農福連携のツールと言えるかもし
れません。つまりはブランディングです。

 

実際、圃場への移動中にたまたま通りか
かった農家から「今日はどこに行くの?」
等、声をかけられることも援農型の場合
は珍しくありません。農家同士の交流が
ある場合は、「ああ、あそこは行かなく
よいから、うち手伝ってよ(笑)」と冗
談が飛び交うこともあります。

ここまでくると地域に根付いた農福連携
と言えそうですね。

 

地域の農業と福祉に貢献することは、あ
る意味、農福連携のたいせつなロール
ひとつになります。そして、この地域貢
献というロールをツールやルールとして
とらえ直していただくことで、また新た
な農福連携の可能性がでてきたりするの
です。

 

ぜひプロセスが豊かな農福連携への道
を歩まれてください。

 

ではまた。

MISSION

農福連携における

 

ノーマライゼーションの実現

事 業 内 容

―自治体への農福連携に関する講演-

 

―企業参入型農福連携の普及と促進-

 

農福連携特例子会社連絡会の運営-

代 表 理 事

高草雄士 | TAKAKUSA Kazuto

 

法 人 実 績

【講演・セミナー】

 

テーマ:

 

当事者の能力開発事例
農福連携技術支援者育成研修
企業参入型ノウフクの動向・成功事例 等

 

実績

 

農福連携技術支援者育成研修講師
静岡県様主催(2020-23年)
三重県様主催(2021-23年)
北海道様主催(2023年)

 

・農福連携ブランドづくりセミナー
株式会社マガジンハウス様主催
農林水産省様協力

 

・農福連携コーディネーター養成講座
JA湘南様TAC担当職員向けセミナー
湘南NPOサポートセンター様主催

 

JAしみず様対象 農福連携サポーター研修
静岡県様主催

 

・千葉市アドバンス研修農業経営講義
「農福連携と経営」
株式会社マイファーム様主催

 

・農業者向け「障がい者雇用に関する研修会」
埼玉県様主催

 

・農福連携人材育成研修会
「農業と福祉をつなぐ人材に期待されること」
鹿児島県様主催 於)奄美市名瀬

 

・「農福連携視点の事業戦略」
株式会社パソナ農援隊様主催
於)沖縄県総合福祉センター

 

他多数

 

【主なコンサルティング】

 

パーソルサンクス株式会社
(2019年度-2022年度)

 

株式会社電通そらり
(2019年度・2020年度)

 

株式会社農協観光様(2020年度)

 

電通グループ農福連携コンソーシアム様
(2021年度-現在)

 

パーソルダイバース株式会社様
(2023年度-現在)

 

【メディア掲載】

 

・2022年7月 Yahoo News・南海日日新聞

 

・2022年12月 日本経済新聞毎日新聞 等

 

・2023年7月 北海道新聞・日本農業新聞

 

一般社団法人ノーマポートは神奈川県SDGsパートナーとして、持続可能な農福連携の実現に向け、障害者が安心して安全に働ける仕組みづくりをしています。

 

「農福検定」商標登録機関第6445397号