福祉

自前型ノウフク【出口戦略と物語】

  • 閲覧数:3242

ー 記事の対象 ー

自前型ノウフクへの参入を考えている事業者

福祉ガ農業ヲスル

農福連携という言葉は十数年前から市民権を得てきましたけれども、障害者のお力をお借りして農業を促進させていくといった取り組みは昭和の時代から確認されています。

福祉ガ農業ヲスル

といった意匠になるでしょうか。実際は少なくても江戸時代には農福連携の原型なるものが行われてきたと一般社団法人ノーマポートでは推測しています。「農福連携」はもちろん「福祉」や「障害者」といった言葉などがなかった時代になりますね。

「農福連携」という言葉ができる遥か以前からノウフクは行われてきたわけです。

おそらく農家が肌感覚で作業細分化や難易度評価、作業割当て等を無意識に行っていたのでしょう。このような技術は農福連携技術支援者育成研修へと結晶化されたかのように見受けられます。

農業ガ福祉ヲスル

一方、飢餓への不安を農業で埋めようとしたのは弥生時代からだと言われています。これにより農作業を中心とした集落や市場ができてきたわけです。狩猟を中心にしていた時代から比べれば、未来においても食べ物が約束された安心できる風景にも映ったかもしれません。バイオフィリア仮説にも繋がるのではないでしょうか。

農業ガ福祉ヲスル

原風景はこのあたりにありそうです。

世界に目を向ければ、農業革命はメソポタミア・イラン高原・レバノンの三角地帯で起こり、

・紀元前6000年:レヴァント地方
・紀元前5000年:エジプト・ヴァルカン
・紀元前4000年:イタリア・フランス
・紀元前3500年:インド・極東・アメリカ

へと伝播してまいりました。それと同時に、小麦を貝殻でできた衣装や琥珀、黒曜石といったものと物々交換する営みも発展し、市場の原型ができたと言われています。自然界に働きかけて直接に富を取得する第一次産業だけでなく、それらを加工する第二次産業も発展してきました。

農福連携でも六次産業化が注目されていますが、アフターコロナになってもなお過度な消費社会から降りられないでいる私たちを考えてみると、農福連携を六次産業化に合わせるのではなく、金融資本主義の泥沼で蠢いている人類を原点に戻すきっかけとして農福連携を視るべきなのかもしれません。

一次産業化への機会

自前型の農福連携は援農型のそれと比べて、農業ガ福祉ヲスルことに注力しやすい傾向にあります。園芸療法や認知療法的な視点を入れながら農作業をしていくことで障害者の成長機会や自己実現にも繋がるからです

自前型を検討されている方はまず出口戦略から考えてください。

農福連携だからという理由だけで野菜が売れることは滅多にありません。地域でどのような農作物が求められているのか。同じ野菜であっても、高級ホテルが求める野菜と学校給食で求められる野菜とでは異なるわけです。まずはどのような出口があるのかを調べ、できれば確保してから作付計画を行いましょう。

その後で、障害者の能力開発に繋がるような農作物を考えます。障害特性によってそれは異なりますけれども、その地域で途絶えそうな伝統野菜などを扱い、時間をかけながらも農福連携でゆっくりとその伝統を継いでいくのも佳いですね。

自前型の農福連携が安定してきましたら、ぜひその周辺の農家とも交流を深めて、援農型にも徐々にチャレンジしてみてください。

▷推薦図書

経 営 理 念

ノーマライゼーションの実現

事 業 内 容

農福連携特例子会社連絡会の運営-

 

-農福連携に関する執筆・教材制作-

 

―農福連携技術支援者の育成・普及-

 

代 表 理 事

所 属 団 体

農福連携特例子会社連絡会(会長)

 

・一般社団法人 日本農福連携協会

 

・農園型障害者雇用問題研究会

 

・NPO法人 わかくさ福祉会

 

浜松市ユニバーサル農業研究会

 

 

・表千家(講師)

 

・NPO法人 読書普及協会(理事長)

 

・米国プロテニス協会(公認コーチ)

 

種生物学会

法 人 実 績

【講演・講義】

 

テーマ:

 

当事者の能力開発事例
農福連携技術支援者育成研修
企業参入型ノウフクの動向・成功事例 等

 

実績

 

農福連携技術支援者育成研修講師
静岡県様主催(2020-23年)
三重県様主催(2021-23年)
北海道様主催(2023年)

 

・農福連携ブランドづくりセミナー
株式会社マガジンハウス様主催
農林水産省様協力

 

・農福連携コーディネーター養成講座
JA湘南様TAC担当職員向けセミナー
湘南NPOサポートセンター様主催

 

JAしみず様対象 農福連携サポーター研修
静岡県様主催

 

・千葉市アドバンス研修農業経営講義
「農福連携と経営」
株式会社マイファーム様主催

 

・農業者向け「障がい者雇用に関する研修会」
埼玉県様主催

 

・農福連携人材育成研修会
「農業と福祉をつなぐ人材に期待されること」
鹿児島県様主催 於)奄美市名瀬

 

・「農福連携視点の事業戦略」
株式会社パソナ農援隊様主催
於)沖縄県総合福祉センター

 

・専門選択科目「農業と福祉」
・職員研修
「農業におけるコーチングの可能性」
三重県農業大学校

 

他多数

 

【コンサルティング】

 

パーソルサンクス株式会社
(2019年度-2022年度)

 

株式会社電通そらり
(2019年度・2020年度)

 

株式会社農協観光様(2020年度)

 

電通グループ農福連携コンソーシアム様
(2021年度-現在)

 

パーソルダイバース株式会社様 等
(2023年度-現在)

 

【茶会】

 

世田谷区農福連携事業
於)世田谷区粕谷圃場(野点て)

 

コクヨ株式会社
社内研修

 

 

【メディア掲載】

 

・2018年1月 Khmer Times

 

・2019年1月 はままつのユニバーサル農業

 

・2022年7月 Yahoo News・南海日日新聞

 

・2022年12月 日本経済新聞毎日新聞

 

・2023年7月 北海道新聞・日本農業新聞

 

・2023年12月 文藝春秋

一般社団法人ノーマポートは神奈川県SDGsパートナーとして、持続可能な農福連携の実現に向け、障害者が安心して安全に働ける仕組みづくりをしています。

 

「農福検定」商標登録機関第6445397号